秋なので夏の思い出。
少し前になるけれど、祭の露店で竹の耳掻きを売ってるオジさん達にあったことがある。その場で耳の形に合わせて竹を削ってくれるそうで、下は2000円くらいから上は10000円ものまであった。
違いがよく解らなかったので「値段によってどう違うんですか?」と聞いたら『使ってる竹の場所とか色の付きかたとかかなぁ』と細かく教えてくれた。気持ちよさと関係ないうえにパッと見で色の違いが解らなかった僕は多分修行が足りない。
結局高いので買わなかったけれど、今にして思うとアレはオジさん達の技術料込みの値段なのだろう。3人も並んで座ってた。右端の人はお客さんに耳の模型を見せて難しい説明をしていた。真ん中の人は僕と喋って営業してた。左端の人はカクカク頷いてた。
ん?人件費的に一番安いのでもあと500円は削れ…いや、そうか。やはり僕はまだ修行が足らない。最後の人は師匠じゃないか。きっと、そうだ。