レム=ピーター
『DEATH NOTE -デスノート-』の映画前編が来週の金曜ロードショーで放送されるみたいです。前編公開からまだ3?4ヶ月くらいしか経過してませんが、前編の客入りが良くて懐が暖かいのか、まだ調理の余地がある食材を楽々捨てる姿勢が資本主義っぽくてステキです。半年以内に後編が公開されるのは元から決まってましたので、予定調和と言ってしまえばそれで万事解決な気もします。
デスノ前編が予想以上にヒットしたのは、漫画第一部の前評判のおかげであることは否定できないと思います。ただ原作に沿った内容はアニメで放映されるみたいですし、映画版としては違いを出す他ありません。『DEATH NOTE』そのものの大きい括りがあるためDVDによる特別感も少ないですから、後編の収益用に放送しようとするのは至極まっとうな感覚なのかもしれません。多分DVDは前編後編とプラスアルファ何らかのグッズと抱き合わせて販売するんじゃないでしょうか。
ですがそれは、ただひたすらに『売る側』の都合です。
映画館で映画を見るとき、女の子が黒い涙を流して『映画が盗まれています。』と訴えかけてくるCMもどきをご存じでしょうか?不正ダウンロードによる海賊版の撲滅キャンペーンです。僕には今回の民放によるスピード放映が、それとどう違うのかがいまいち良く分かんないです。制作者が認めているかの違いでしょうか?CM内では『感動も盗まれている』と言ってるんですが、お金払ってまで前編見た人の感動は置いてきぼりにされてる気がします。そうやって一度斜めに物事を見てしまうと、海賊版撲滅キャンペーンの意味である『保護されるべき権利』すら『利益の追求』という穿った視点になってしまう気がするんですよ。
よく続きモノの映画はダメだと良くいいますし、漫画の内容そのものを映像化して欲しかったファンや、今回のような『またテレビでやるからいいだろう』と思う人。ミサミサのイメージが違うじゃねぇか!と憤慨する大きいお友達など、複数の要因が重なれば後編はコケるかもしれません。このあたり前編後編と連続で公開する違いと、実写とアニメという違いがあるかもしれませんが、ジブリさんちの吾郎お兄さんの将来と何故かダブって見えます。多分気のせいだと思います。
映画館でちゃんと見た僕は、無論応援しています。