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体操選手みたいになってた。

金曜夜は企業戦士の泥酔率が異常に高い。帰りの電車に乗ってドア横にもたれてたら、50くらいのオジさんがグデングデンになりながら乗り込んできてすぐ近くの吊革につかまった。

半分意識が飛んでるのか、2つの吊革を両手でしっかり持ちつつも、電車が揺れるたびに前後左右に豪快に揺れ動くオジさん。何故か足の位置は変わらないままなので、足を基点とした気持ちの悪いカクカクした腰の円運動が加わり、動くたびに色んな人の顔まであと10cmというトコまで接近しながら、2分感覚で『ごっ…おぉうっ。ぷ』と吐きそうなのか嗚咽なのか判断しかねる奇妙な声をあげてた。色んな意味でギリギリだ。

酔っ払いというよりは新しいスタイルの痴漢に見えたけど、とりあえず自分が立ってるドア横ならもたれられるかなと思い、「コッチにどうぞ」と言って場所を譲った。するとその5分後。見かねたのか席に座ってたお姉さんが「ここ座ってください。」とおじさんに場所を譲ろうとした。いい人だ。

立て続けに若者2人から場所を譲られたオジさん。酔っ払ってるからでは無く、自分がお年寄りに見られたと思ったらしい。すごくショックな顔を見せ、せっかく空いた席にも座らず、端っこの一点だけ見つめて今度は動かなくなった。

超泥酔状態。<おじいちゃんに見られてショック。
ちょっと勉強になった。