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結構壇上で表彰されたクチですエッヘン。

3月といえば卒業式だけど、その卒業式のリハーサルほど心萎えるものも珍しい。飽きる程繰り返される『一同起立』の言葉は、ごく当たり前に卒業生から『感動』の2文字を奪い去る。ただそれが間違っているのでは決してなく、先生がマイク越しに伝える『今年は君たちが主役ですよ。』という言葉は『今年は君たちが主役(の劇)ですよ。』という事であり、卒業式というイベントそのものの主役は、保護者だ。

事実、卒業式単体で泣く卒業生は割と少数だろう。人の涙腺は人との関わりで緩む。今の時間を失ってしまう悲しみは誰にでもあるけど、それを感じるまでのスパンは、それまでどう過ごしていたかによっても違うし、受け取りかたもそれぞれだ。

ただ保護者からすると、自分の子供が立派に式典に参加した、履修を全てやり終えたという事実に感動する。卒業式を『芝居』。卒業生を『役者』。保護者を『観客』に置き換えると分かりやすい。観客は自分の子供が演じた役を見にきていて、それをきちんと見届けて感動したいのだ。つまりそもそもの感動を覚える集約点が違う。たまにニュースで『アーティストの○○さんがこっそり卒業式に現れて唄を披露、卒業生に一生の感動を与えました』とか見るけど、正直ああいうのは好きになれない。ゲストが主役を勘違いしてはいけない。

僕はまだ『役者側』でしか参加したことが無い。おそらく『観客側』に座れば違う感慨が生まれると思う。卒業式なんて全部同じじゃないかと考えてる人が近くにいるなら、僕はそうやって説得したい。きっと、すごく感動するよ。

制服姿とか袴姿のエ口さに。