« 感想。 | メイン | ソースたっぷり。 »

不完全燃焼。

ステーキランチを食べようと思う時とはどんな時か。ガッツリ食べたい時では無いのか。果て無き飢餓感を癒すために、腹9分食べてしまい後で後悔するのがステーキランチのステキたる所以では無いのか。夜には昼に食べた肉の油が額に染み出すんじゃね?くらいの勢いで身体に油分を摂取させなければならないのでは無いのか。そこに追い求められるべきは絶対的な物量であり、また注文した後にテーブルへ届くまでの圧倒的な速度であるべきでは無いのか。昼時のビジネス街という紛うことなき戦場において、その選択肢は良しとされるべきなのか。

確かに美味しい肉だった。店のメニューでもこだわりを強調していた。ただ最初からちょっと嫌な予感はしていた。それは認める。注文を終えた後に見回した店内で、客の大半がハンバーグランチを頼んでたのを見たときに薄ぼんやりと「シクった?」と思わないでは無かった。だがその予想を超えていた。出てきたときには自分の目を疑った。肉の存在感に圧倒された。それは心臓を抉り込む鋭利な薄さを持っていた。そりゃもう圧倒的なまでに薄かった。昼のランチ設定額から逆引きで考えた物量ですか?と思えるほどに薄かった。

厚さ3ミリ×5枚。
ライスはおかわり自由。