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巡り巡って。

普通のビジネス街で一日に二回もゴスロリな格好をした人を見かけた。非常に珍しい。仕事着として流行ってはいなさそうなので、ひょっとしたら専門学校とかの卒業式だろうか。晴れ着を着てる人もチラっと見かけた。ハレの日に着る服装に若干の個性を出したい気持ちは分かるし、本人が着たいなら別に構わないと思うんだけど、これだけは覚えておいてほしい。『それは3年後に後悔しないな?』という一言を。

例えば一生の思い出になる卒業式当日の写真。数年後にその写真を見て笑い飛ばせるだけの度量があれば何の問題も無い。だがそのブツが将来、自分にとっての黒歴史になる可能性を秘めていると、着る前に少しでも考えてしまったならば、辞めておいた方がいい。ノリだけで行くときっと後悔する。その瞬間に「もしかしたら」と思ってしまったなら、それはどうやったって後悔してしまうのだ。

個性への批判などでは決して無い。『自分がいいなら全ていい』と言い切れるなら、それでいいのだ。問題ない。推奨すらしたい。だが卒業式の写真には自分だけが写る訳では無い。他人が、友達が、先生が写るのだ。もし将来同窓会あったときに、誰かがその写真を持ってきて、みんなで一斉に見るという状況を想定したうえで、着る覚悟。フォーマルな場所でフォーマルな服装をする普遍性は、将来の自分を救うかもだ。

それは服装だけでなく、例えば卒業文集。適当に書けば将来そこそこ後悔する。真面目に書いたら逆に将来ちょっとだけ得をする。親が捨てないので小学校の文集とか置いてあるけど、自分のヤツとか適当すぎて苦笑いすら出ない。『在学中に打ち込んだこと:特にない』とかひどすぎる。高校の頃の僕を見習え。文集代わりに学年全員が授業で作ったホームページ。張り切ってアレに色んなこと書きすぎて恥ずかしいから、卒業後一度たりとも見てないぞ。見ない間に紛失したし、正直これからも見たくも無い。

という訳だから、真面目にしようがボケようが、後悔するときはどうやったって後悔する。さっきサイトの初期内容を見て、実際に悶絶した。導入部分と言ってることが違うけど、最初から最後まで中身に意味などない。この文だって3年後には発狂モノ。