満足感。
ガラスケースで区切られたボックスをレンタルして、自分の売りたいものを自由に展示する。レンタルボックスって仕組みは単純だけど良くできた商売だと思う。今日見かけたところは一ヶ月で3万円もするそうだ。地価が高そうな場所ではあったけど、詐欺だろそれ。
基本は数千円だと思われるその場所代。そこは小さいながらも間違いなくモノを売る『店舗』である。自分に不必要なものを売る場所。または作家さんが自分の作品を見てもらう機会を増やすための場所。場所を借りるという対価を払ってまで、売ろうとする場所。そこに疑問を挟んだことは無い。
あるボックスに目が止まった。元値は数万円するだろう革の鞄を売っている。なかなか良いもの売ってるなーと思ったら、その横に小さな石が置いてあるのが見えた。『ルビーの原石です。』と書いてある。ついでに『非売品』とも書いてある。ん、非売品?
鞄を買ったオマケで付いてくるなら、恐らくそう書いてあるはずだ。でもそういったものは見当たらない。つまりこれは完全に売ってないということであり、考えられる答えは一つ。持ちもの自慢がしたかった。
モヤッと感までプライスレス。