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三十代には二回する予定。

二十代のうちに一度は人間ドックに行こうと決めていた。とりあえず何処で受けようかと考えた末に、デカけりゃいいだろと適当に答えを出して病院を選定。初体験ですよ。

平日の昼間だというのに院内はかなり賑わってる。人間ドック用の待合室も例外ではなく、僕が到着した時には既にたくさんの人が座っていた。とはいえ二十代は僕だけらしい。名前を呼ばれるまで待機し、その溢れる人の中で燦然と輝く『受付番号1番』の書類を受け取って検診スタート。これぞ数ヶ月前の予約の力。張り切りすぎた証。

身長や体重みたいな基本的なものから、腹部のエコーや心電図、血液や骨密度なんかも調べていただく。結果から言うと全く問題無し。健康な部類に入るみたいで安心した。とはいえほんのちょっと骨密度が低いから、カルシウム採る習慣を日頃から持ってけみたいな話をされる。牛乳ラヴな生活に切り替えねばならない。

人間ドックを通して一番心に残ったことといえば、胃の検診。そう例のバリウム飲むヤツですよ。最近のは以前に比べて飲みやすくなったり、量が減ったりしてるらしいけど、それでもマズいと評判のアレ。困ったもんですよね。

美味しかった。バリウムを飲む前に口にする、胃を膨らませる発泡剤含めて全然アリ。飲んだ後に口へと残る無駄な重たさと味。それに合わさってくる炭酸のありえないハーモニー。本当にありえないと頭が訴えている。それでも心が反論する。コレちょっと好き。

自分の中の愉快な一面が見えた貴重な日だった。同じ病院で人間ドック受けた人に「バリウム美味しかったです。」と言ったら「ありえない」と返答された。身体は健康、舌は異常。可哀想な子ですが、今日も元気です。