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確率という名の奇跡。

OKブラザー、つまらない話なんだが聞いてくれ。生まれて四半世紀ほど経過したんだけど、今日初めて自分の血液型がO型だと知った。今まで自分の血液型がA型なのに疑問を持ったことすら無く、血液型の話をするたび、家族や友人から『キュウイチは典型的なA型やもんなー!』と言われ続けてた僕だけれども、アレ全部嘘だったよ。

実家に届いた人間ドックの結果で判明。両親ともにA型だったから、てっきり僕もA型とばかり思っていた。母子手帳に書いてありそうなものだけど、後で見せて貰ったら特に書いてなかった。どうやら生後一年くらいは血液型を確定できないみたいで、生まれた子供の血液型を教えてくれない病院もあるそうだ。ありがたいことに大きい病気や怪我をしたこと無いので、今まで調べる機会も無くて現在に至ってしまった。両親ともAOタイプのA型だったんだろう。何にせよこれで『橋の下で拾われた子』ネタに現実味が出せそうだ。母上と同じ顔してるけど、冗談として洒落は利いてる方がいい。

とりあえずちゃんとした血液型が判明したんだから、親には教えておかねばなるまい。人生何があるか分からない。僕が事故でも起こしたときに、ドラマチックに親が輸血を申し入れたら、トドメを刺されてしまう。実際はちゃんと調べるんだろうけど。ついさっき報告してきたよ。

「そうそう母上。人間ドックで調べたら、僕の血液型がO型でした。」
『えぇっ!?種はお父さんのやで!!!』

別に疑ってねぇよ。