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お祝い事には出し惜しみをしない。

現在自分の周囲では結婚ラッシュが始まっている。弟もそのラッシュを形成するうちの一人。未だに披露宴らしきものの明確な日取りを知らないっつか、むしろ「オレ達結婚します」という一言すらキチンと聞いてないけれど、どうやら今月末とかそれくらいらしい。お兄ちゃんは寂しいぞ。

そんな訳で弟にすら、まぁ雰囲気で察しろよ?みたいな扱いをされてる僕なんだけど、今日は諸事情あって実家へ帰宅。すると弟もご飯を食べてて、本当に珍しく鉢合わせした。何やら言いたいことがある様子。親に促されるまま、話を切り出してきた。

『あのさー。式のとき、ご祝儀は要らんから。』
「んぉう。なんでまた?」
『なんか面倒やし。その代わりキュウイチの時はオレも出さんようにするとかで。』

もうお兄さんブチ切れですよ。お前は家族を何だと思っているのかと。

「ダアホが。お前が良くてもオレと世の中が許すかと。いいか。兄弟の結婚式に手ブラで参加とか理解が出来んし、意味もわからん。それは世間を舐めてる発言やぞ。実際にお前の式には7~8万包むつもりでいるし、相場もそれくらいらしい。その値段に対して面倒やと思うのは勝手やけど、受け取るものは受け取っとけ!」
『お、おう。』
「そしてお前は渡された額をそのまま大切に保管、将来僕が式をする際には、親族的に君の奥さんも呼ぶことになるから、その額に奥さん分を上乗せして10万にして渡せば、むしろ格好いいというか、なんかみんな幸せやん?」
『あー、そうかも。』
「よし、解決。」

兄の威厳は死んだ。