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世界一の光景。

快晴。少なくとも僕が昨日一日を過ごした地域は、そう形容して間違いないほど、気持ちの良い空模様だった。朝方まで降っていた雨が嘘のように消えさり、そのおかげで空気もいつもより澄んでいる。雲ひとつ無い青空と、少し強めの日差し。風は少しだけ冷たく、それが逆に心地いい。鬱々とした梅雨に突入する前の、奇跡のような天気。そんな空だった。

先日三浦雄一郎さんがエレベストに登頂し、無事成功した。頂上からの景色がテレビで流れていたけれど、画面越しですら美しさが伝わってきた。日本の片隅にある、ビジネス街の空ですら綺麗だと思えるのだから、世界の頂上から見た景色は、さぞかし心に残るものなんだろう。快楽すら伴っているはずだ。だからこそ、こんな天気の日には考えてしまう。

むしろ札束の山に登りたい。

リアルな話、エレベスト登頂とかマジ無理じゃん?そりゃ世界一の感動も味わいたいし、願わくばその景色と共と立つ自分を、映像とか写真に残したりもしたいけど、実際問題ムリよムリ。同じく札束の山も不可能っちゃ不可能だけど、同じく『絶景』で『それに登る自分を写真に残したい』という意味で全然オッケーみたいな?エベちゃんみたいに8,848mも要らない。むしろ2mあればオーケイ。あー、頂上であぐらでもかいて『ココが世界のてっぺんなんじゃーっ!!』って大声出したいなー。

以上が昨日の休憩中の現実逃避です。美しい空を見て、最初に得たインスピレーションが『金』でした。悪いのは現代社会です。被害者です。