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ちょうど一年前にこの道を通った夜。

ついに慢性的な持病持ちに進化してしまった。じんましんデビューですよ。身体を引っ掻いたりといった『外的な刺激』に反応し、皮膚に赤みを帯びた膨らみができてしまうもので、『機械的じんましん』というらしい。原因は不明で、治るかどうかも不明。適当すぎて反応に困る。頑張るんだ現代医学。

実は前から自覚症状はあったんだけど、その時はあんまり痒くなかったから一度病院へ行ったきり放置していた。確か当時診察してくれた医者が心底ヤル気がなく、もの凄くダルそうに「コレって治るものでも無いですしー、本来急になったりするものじゃないから、生まれてから今まで気付かなかったんじゃないですかぁ?」と、愉快な戯言をおっしゃっていたのを覚えている。そんな訳ないので「じゃあもういいですぅー。」と可愛く言って帰ってきた。一年前の話だ。

最近妙に痒くなってきたので、今回薬を貰ってきた次第。花粉症で貰った薬と全く同じ『アレロック』という薬だった。両方ともアレルギー反応を抑えるものだから、対症療法が根本的に一緒らしい。確かに花粉症の薬飲むの辞めてから激烈に痒くなった記憶がある。下手したら一生のお付き合いだ。色々と試していこう。

そういえば母上もアレルギー体質だ。慢性的に鼻炎も持ってるし、手が痒いとか言ってたこともあった。体質は遺伝するらしいから、先達に報告がてら話を訊いておくのもいいかもしれないな。電話してみようか。

「…という訳で、どうやら僕は機械的なじんましんっぽいんですよ。」
「あぁ、それお父さんもやで。」

『今まで気付かなかった説』を、今完全に否定できない自分がいる。