料理は下ごしらえが大事ですよね。
クライアント先の人から新人を紹介される。そろそろ人前に出していく時期になったそうだ。とはいえまだまだ何をしていいか全然分からないらしい。新卒なんて概ねそんなものだと思うけど、とりあえずこちらも負けじと「僕も分からないことばっかりなんで、色々教えてください~。」と頭を下げ倒しておいた。6年目の中堅です。
その新人さんを紹介される数年前、同じように別の新人を紹介されたことがある。1~2回打ち合わせしただけで、それ以降は見ていないから多分アッサリ辞めたんだろう。向き不向きのある職場みたいだし、見えない苦労が多いだろうけど、前の失敗を生かして今回の人には是非とも長いこと勤めていただきたい。僕の負担が減る。超がんばれ。
僕は新人教育に全く向いてない人種だけれど、それでも自分の会社に新しく誰かが入ってきたら、その人を監督しなければならない位置にいる。会社が放置主義なのが諸悪の根源。僕とて人に教えるほど偉くないのでとても苦労している。今働いてくれてる人は問題無いけれど、そういえばその前に教えてた人が大変だった。
まず年齢が当時の僕より7歳ほど上で、三十路。さらには中途採用が基本の、実力主義な構造を持つ業種であるにも関わらず、完全に、完膚なきまでに素人だった。パソコンの電源は何処にあるか?から始めなければならず、自分で言うのもなんだけどその時は割と頑張って教えた。そのまま一年ほど経過したら、急に無断欠席してそのままフェードアウト。最後の挨拶すらしていない。辞めるという言葉も母親から聞いた。
本人の言い分もあるかもしれないし、別に僕側から何かを言いたいとかも全く無いんだけど、ひたすら悲しいことに、その後入ってきた新人(今の人)が、その人の一年分を一ヶ月経たずにクリアした。
会社が放置主義になった理由が、今ならなんとなく分かる。