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電子の手紙。

季夏の候、今年は格別に残暑が厳しいようですが、お元気にお過ごしですか。私はここしばらく暑中お見舞いの準備を着々と進めておりましたので、昨日が立秋と知って心底絶望しております。今の心境は連日猛威を震うゲリラ豪雨の如き有様。空の色は我が心。降りしきる雨は我が涙。鳴り止まぬ雷は我が絶叫にございます。…書き進めるうちに若干の誇張表現となってしまいました。着々と進めていたというトコから誇張です。的確に表現するなら、ポツポツです。

先週末に全部仕上げようと張り切っておりまして、準備に必要なモノをホームセンターに買いに行った次第でございます。ついでに胃袋を満たすため食材なども買い込み、意気揚々と家に帰って気付きました。私、ホームセンターで肝心の品物を買わず、普通に日用品を買いこんで満足しておりました。併設されたペットコーナーで癒され、ファブリーズ詰替用の高さに呪詛を吐き、カーペット用のコロコロを新調している場合ではありません。主たる目的を忘れてしまった自分に後悔の念を禁じえません。何一つ疑問を抱かず、その後スーパーでバナナなどを買っておりました。

何故あのときにもっと頑張っておかなかったのかと、今では後悔しております。その日アッサリ心が折れた私は、チョコバナナを作って遊んでおりました。チョコが固まるのを待ちきれずに食べてしまったあたり、重ねて意思の弱さを感じます。

暑中見舞い用に準備を進めていたのは本当ですので、現実世界のオトモダチには、今週末に各種修正し、今度こそ残暑お見舞いとして投函させていただきます。もうしばらくお待ちください。末筆ながら、電脳世界の住人皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

キュウイチ