家として大切なもの。
お盆休みのないクライアントから泣きが入ったので、木曜は仕事をしなければならないものの、それ以外はありがたくも自由の身となったので、日帰りで実家に戻ることにした。僕の部屋は冗談抜きでサウナレベルの室温になるから、泊まったりはしない。
戻って気付く。実家がずいぶん綺麗になっていた。どうやら外観の吹き付け工事をしたらしい。従姉妹の旦那が内装屋さんなので、頼んでみようか等とは言ってたけど本当に実行するとは。中身は以前と変わらず傾きそうな勢いなんだから、他にイジる部分もありそうなものだけど、まぁ住んでる当人の優先順位にケチをつける事などできない。とはいえ一つだけ疑問がわいたので、母上に訊いてみることにした。
「なんで1階と2階で色が違うのデスか?」
「最近の家は上下で色を分けてるって聞いてなー。」
「家そのものは相当古いわけなんですが。」
「流行りというヤツやな。」
「小細工というヤツでは?」
「むしろトレンド?」
「むしろ違和感というか。」
「それは慣れたで。」
慣らす時点でアウトだろ。