息をするように嘘を吐く。
ポニョ見てきたよ。公開日近くの土日に一度見ようとしたんだけど、売場で行列が出来ているのを見て諦めた。しばらく時間も経ったし、子供少ないかなーと思って今回は夜に行ったんだけど、それでもそれなりに人が居た。すごい。
以下はネタバレだけども、生物兵器として生まれたポニョが誤って街の全てを海に沈めてしまう場面などは、この後にどうやって繋げていくのかと心底疑問だった。まさかポニョという存在そのものが、精神を病んだ主人公・宗介の心の願望でしかないとは。激しいストレスによって生まれた『空想世界の隣人』であるポニョが、宗介の心の闇を全て抱え込んで泡となり消滅するシーンなんて、涙無しでは語れない。個人的には『崖の上にある家』というちょっとした設定が、最後に『精神病棟』というキーワードで一気に繋がった辺りが快感だった。ミステリー好きにもオススメ。宮崎駿の才能の一端を垣間見れること請け合い。
賛否は分かれるであろう作品だけど、過度の期待をせずに「あぁ、こういうの作りたかったんだなー」とか思いながら見ると良いハズ。僕は大きな設定を使った小さな話を作りたかったのかな?という印象をもった。そういう初恋の話。