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ネームバリュー。

今年だけで3度目となる披露宴のご招待を受けたので、ご祝儀袋を買おうと文房具屋に立ち寄った。この手のモノを見るたびに考えずにはいられない。子供の頃にもう少し習字を頑張っておくんだった。わずか四級で放り出した我が筆さばきは、ある意味で非常に味わい深い仕上がりというか、筆ペンと紙に謝罪したくなる筆跡を誇っている。

そんな若干の憂鬱を抱えながら、さてどれがいいだろうと選んでいると、棚の上にご祝儀袋の見本が色々と飾ってあるのが見えた。ご丁寧に名前まで書いてある。渡哲也。非常に達筆で羨ましいなーって、なぜに石原プロが。

横に目をやると、他のご祝儀袋にも当然のように芸能人の名前が記されていた。松田聖子、清原和博、沢口靖子エトセトラ。店の人が書いたんだろうか。妙に偏ったチョイスというか、書いた人の世代がなんとなく想像出来てしまうな。端にあった松嶋菜々子に妙な精一杯さを感じてしまうのは僕だけだろうか。

まぁ一番浮いてたのは長州小力なんですけどね。せめて『小』はとろうよ。