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アタタタタ。

大阪ミナミにある『道頓堀極楽商店街』が来年閉鎖するそうだ。知らない人のために簡単に場所を説明するなら、道頓堀にある一風変わったフードコートで事足りるんだけれども、まずは概要を説明するためホームページの紹介文を引用。

道頓堀極樂商店街とは、2004年7月に浪花座の跡地に建てられた、サミー戎プラザ5~7階にあるフードテーマパークです。たこ焼きやお好み焼きといった大阪名物が味わえる”食”、館内で連日上演されるミュージカルや伝統芸能などの”エンターテイメント”、そして住人であるスタッフが気軽にお客様に大阪弁で話しかけたり、ゲームなどで一緒に盛り上がったりする”人情”。これらの大阪の魅力がてんこ盛りとなった国内最大級のフードテーマパーク、それが道頓堀極樂商店街なのです。

以上引用終わり。道頓堀と名前が付いてるように、かつて食い倒れ人形があった場所のすぐ近くで、外観も恵比寿さんをモチーフにした『コテコテ感』溢れる場所。無くなると街並みが寂しくなるから、周辺の店は悲しみそうだ。

何気に入場料をとったりするので、食事をとりたいだけの地元の人はあまり行かない。行った人も大概『高い』という感想を抱くから、なるべくしてなった結果かもしれない。それにしたってオープンしてからまだ4年だ。サミー戎プラザの1~4階にあるゲームセンターやスポーツクラブ、カラオケ店も今年に入って閉店していたというし、随分と赤字だったんだろうなーと。

最初から分が悪い賭けだったというのは、結構な人が理解してたはず。場所は大阪の一等地、周辺に食事処も多い中での『フードテーマパーク』というコンセプト。飲食や買い物はすべて通行札という制約などなど。それはサミーの社員だってきっと分かってたと思う。それでも強気に攻める事が出来たのは、ひとえに『救世主さま』が居たからだ。

サミーはパチスロ・パチンコメーカー。数年前のただでさえ儲かっていた時期に、『パチスロ北斗の拳』がホールに導入された。関係者からの又聞きになるけど、このパチスロ史上最大のヒット作のおかげで、そりゃもう恐ろしく儲かったらしい。同時期にはセガを買収し、翌年には『セガサミーホールディングス』を設立していた。つまりこの時期のサミーは右肩上がりのイケイケ状態。分の悪い賭けではあったけど、長い月日をかければ回収できる目処もあったんだろうし、サミーのビルをランドマークとして扱うことの宣伝効果も期待できた。なにより別部門で赤字を補填できるだけの収益を確保できていた。それが今の業績悪化に伴って、色々と目論見が駄目になってしまったというのが総論で良さそう。世紀末救世主伝説を地で行こうとした栄光と没落っぷりは嫌いじゃないけど、サミー印のケンシロウは志半ばで折れてしまった。このまま力尽きてしまうのか!?

愛…じゃなくて、金を取り戻せ!!