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新・忘年会。

仕事の一環で小料理屋のオーナーさんと話をしていたのだけれど、会話の中で『忘年会と新年会はどう違うんでしょうねー』的な話になった。仕事収めとしてのお疲れさま会と、仕事始めとしての頑張ろう会なのは百も承知だけど、それを意識してる人なんて少ない訳で、実際には騒ぎたいだけだろうしなーみたいな。僕も飲むのは好きだけど、確かに忘年会と新年会までの短さには、若干の面倒臭さを感じてしまう。

こんなのものに答えがあるとは思っていなかったんだけど、オーナーさんは「ぼくらの業界では、不景気な年は忘年会をして、景気が良い時は新年会をしろとよく言いますね。」とおっしゃっていた。駄目だった年の事は飲んで騒いで忘れろ。逆に景気が良かったときはそれを忘れないように忘年会はしない。代わりに今年も気持ちを一つに頑張るという意味で新年会をすべし…という事なんだそうだ。

確かにこれなら新年会と忘年会の意味がキッチリと揃っている。なかなか含蓄のある言葉だったので、少しばかり感心しつつ「なるほど。じゃあ新年会が多い方が嬉しいですねー。」と軽く言ってみたら、心底真顔で「いえ、儲からないと困るのでそんなの知ったこっちゃないです。」と答えられてしまった。

不景気のせいで、忘年会予約が去年より少ないそうです。