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そうだっけ?

最近は年末年始も稼動してるATMが増えてきた。ここ数年で大手銀行は大体使えるようになっている状況。ゆうちょ銀行のみ今年は1月1日から3日間のみ使えないけど、それは他銀行との相互振込を可能にするためのものらしいので、来年からはまた普通に稼動してると思う。便利な世の中。

ゆうちょの口座は一時期だけ持っていた。高校を卒業して京都の学校への一人暮らしが決まったある日、母方の祖母殿から召集命令がかかった。少しだけ離れた家に自発的な一人暮らしをしていらっしゃる方なので、そろそろと顔を出してみると、お小遣いにしては少し多すぎる額を渡された。「何ですかコレは?」と話を訊いてみれば、祖母殿は一番近い血筋の孫4人に対して、毎月少しずつお金を積み立てていたそうな。それぞれが18歳になったら『運転免許証の取得代』として、そのお金を渡すことに決めていて、僕も18歳になったからとのことだった。なんという感動秘話。

感謝しつつもありがたく受け取り、家に帰って祖母殿の娘である母上に報告する。そのお金は特別なものだから、近くの郵便局で口座を作っておき、そこに入れておきなさいという金言に従い、近くの郵便局で口座を作成した。

一人暮らしは何かとお金がかかったので、口座残高は徐々に減っていった。もともと銀行口座しか使わないこともあり、ゆうちょの口座に入金することは無く、残高のみが少しずつ減っていく。学校を卒業して社会人となった数年後、整理する意味でゆうちょの口座を閉じた頃には、2000円程度の残高しか残っていなかった。

僕にとってはそんな懐かしさを感じさせる『ゆうちょ』。民営化し、ゆうちょ銀行が出来て、今度は銀行の振込が可能になる。国有化してた方が良いと思ってるんだけれどもね。この間実家に帰ったときに、そんな他愛も無い話を母上としていたら、『お金』と『ゆうちょ』で当時のことを思い出したのか、母上が『確かキュウイチが一人暮らしをするときに、お金渡したやんなぁ。」としみじみと言い放った。

アンタじゃない。都合よく記憶を改竄するんじゃない。