吹く。
今日から各地の戎神社で『十日えびす』が行われるそうだ。どうやら関西中心の神事だそうで、関東とかでは馴染みが無いんだとか。でもニュースでやってる『今年の福男が決定しました』くらいなら見たことある人は居るんじゃないだろうか。神社の門が開いた同時にダッシュで走って一等賞が福男というアレ。あの場所が西宮神社で、日本にあるえびす神社の総本社になっている。商売繁盛の神様だ。
大変興味深いのは大阪にある『今宮戎』と比べたとき。兵庫にある西宮神社が総本社だけれど、大阪の今宮戎の方が活気がありつつ人手も多い。なんと3日間で100万人を越える参拝者数を誇っている。近場の人は社員全員で参拝なんて事もあるそうな。なのでコッチを総本社と思ってる人も多いというか、僕も実際そう思ってた。むしろ西宮神社を知らなかった。無知とは恐ろしい。
今宮戎では裏にまわってお願いをするときに、ドラを叩いて『えべっさん』を呼ばねばならない。耳が悪いからなんだそうだけれど、本社の西宮神社ではそういう事はしていない。そして一番の違いといえば、西宮神社が『福男』を決めているように、今宮戎が『福娘』を決めている点。選考会で選ばれた美人さん達を鑑賞しに色んな人がやってくる。ちなみに福娘だけじゃなく、今宮戎には選考会決勝まで残った『えびす娘』なんてのも存在してて、福娘と同じように本殿で頑張っている。
読んでて分かるように、比べてみると大阪の方が若干泥臭いというか、あざといというか、ネチっこいというか、つまりはなんだかそんな感じ。ところで関西で福娘という称号は、就職や結婚に有利に働くと言われているうえ、芸能界への道もあったりするので、一種のステータス的な意味合いが少しばかり含まれている。
そんな福娘の最終選考者の中には「あれ、なんでこの子が?」みたいな人が混じってる事があるそうで、大体そういうのは、オヤノナナカヒカリーという魔法だったりするとかなんとか。もちろん美醜の感覚など人それぞれであり、顔だけでは無い内面の美しさも評価対象であると愚考する次第なので、僕はそんなつまらない噂を鵜呑みにしたりしない。浅はかな考えというものですよ。
もちろん「あれはコネ。」と、エラい人&お金持ちな友人を結構な人数持っているウチの社長が、実際に聞いたかのような雰囲気でそう断じようとも、決して変わったりはしない。えぇ勿論です。しないですとも。