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ターニングポイント。

入社した当初、僕だけが新卒で後は中途採用だった。社内で次に若い人は6歳年上だったし、クライアントは概ね30歳を越えていた。仕事的に個人の技量に左右する部分が大きいため、若く見られても得な事が無いっていうのと、剃るのが面倒という理由で、僕がヒゲを伸ばしたのは入社してから2年後の事だった。

実年齢より10歳年上(子持ち)に見られた過去を持つ友人には敵わないにしても、ヒゲを装備してからは実年齢より多少は上に見て頂けるようになっていた。だが超絶に不幸なことに、遂に見た目が年齢に追いついてしまった。最近髪も切ってないので、見た目がウザッたいことこの上ない。こうなっていくと老けるスピードすら速くなりそうな気がするので、長年連れ添ったヒゲと決別することに。

で、いざ剃ろうとすると溢れてくる、凄まじいまでの心理的抵抗感。最初の頃は剃ったり剃らなかったりもしていたんだけれど、ここ3年ほどはずっとアゴに装着されていた。あるべきはずのものが無くなる困惑なのか、たかがヒゲが全く剃れない。ここ数日「そろそろ剃らないとなー」と毎回のように思うものの、結局先延ばし先延ばしになっている。なにこの離婚を考えてる倦怠期夫婦のような状況。

週末は身綺麗にして出かける用事があるので、どっちにしたって剃らないといけないんだけれど、なんだかんだで今日も剃れず。結局「よし、金曜の夜に剃ろう」というギリギリすぎるスケジュールをさっき決めて現在に至る。今度こそ剃らなければ。いつから僕はこんなに女々しくなったんだろうか。もっと大人になれよ自分。

そうか、目標が入れ替わったのか。