« 穴を掘って埋める刑。 | メイン | 先生、質問いいですか。 »

俺には夢がある両手じゃ抱えきれない。

アカデミー賞獲った『おくりびと』効果で納棺師を目指そうとする人が増えたんだとか。昔からよくある事だから飽きられるのも早いだろうけど、人気出る→目指す人増える→挫折多数→残る人も居るっていう構図は鉄板なので、少なくとも意味はあるはず。アトム見てた世代が日本のロボット技術を引っ張ってるってのは良く聞く話。

小さい頃のちょっとした憧れが人生を決定付ける事はよくある。親と同業になる子供がその最たる例。親父の背中は大きいぜ。僕んちも自営業なので、小さい頃から家を継ぐとばかり思っていたけど、気付けば別の仕事を頑張っている。

僕が家の仕事を諦めたのは、自営業であるからこその苦労を知っており、父上が超頑張っている姿を間近で見たいたからで、憧れを超えた先の苦しみを既に知っていたなんて事は全然ない。本当にない。今のは僕が面接で良く使ってたフレーズで、ここから『苦悩』『夢』『じゃあ本当にやりたい仕事って?』あたりをドラマチックに語る。苦労なんざ知らんがな。そんなん息子に喋る人ちゃいますがな。

今思えば高校の時の担任が、個人面談でポツリと漏らした『厳しい、しんどい道やぞ』が諦めたキッカケのような気がしてならない。夢半ばで破れた人が『現実は違った』というフレーズを使うけれども、入口に立たずしてポッキリ折れた僕なので『破れた』なんて言葉がかっこよすぎて使えない。

なんかもう『ポシャった』とかそのへん。夢ポシャった男!